
一般的に坐骨神経痛は、腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症が原因となって、神経を圧迫したり刺激が加わることによって起きていると考えられていますが、30年近くお客様の施術を通して得た結論は全く違います。今回は坐骨神経痛の原因と、私たちがどのようにして坐骨神経痛を改善しているのかについて書いてみようと思います。
坐骨神経痛の主な症状
主に症状が現れる箇所
- お尻
- 太もも
- すね
- ふくらはぎ
- 足首・つま先
上記一部にでる場合と、全体にでるケースもあり
主な症状
- 痛み
- しびれ
- 冷感
- 灼熱感
- 締め付け感
など
神経は圧迫していも痛みやしびれは出ない
「神経に触る」といった表現もある通り、私たちは神経が圧迫されたり、神経に刺激が加わると痛みやしびれを感じると思っています。ところが、神経は圧迫されたり、刺激が加わっても痛みやしびれを感じることはないのです。このことについては、医科大学などで実際に神経を圧迫する実験などをして、確認済みなのことなのです。
痛みやしびれの原因
それでは、太ももから脚にかけての痛みやしびれはどうして起きるのでしょうか。私たちの体で、痛みやしびれに最も関係のあるが血流になります。もう少し正確に表現すると、酸素不足が痛みやしびれの原因です。血流などが悪くなったことによって酸素が不足すると、血流を促進してなるべく酸素をたくさん届けようと体は反応します。この時に血流を促進させるために生成されるのが「ブラジキニン」という物質です。この物質は痛みを感じさせる物質なので、ブラジキニンが生成されると、痛みやしびれを感じるようになるのです。
どうして血流が悪くなる?
血流が悪くなる原因はいくつかありますが、原因として最も可能性が高いわりにレントゲンやMRI、CTなどには映らないので、見逃されている原因があります。それが筋肉です。筋肉は硬くなると、「太く」「硬く」なるのですが、太くて硬い筋肉が増えると、間にある血管は圧迫されて血流が悪くなってしまいます。
硬くなった筋肉を正常な状態に戻すには
筋肉の硬くなり方が、車のシートベルトの仕組みと似ているため、私たちは硬くなった筋肉のことを、「ロックした筋肉」と表現しています。筋肉のロックは、筋肉の守る仕組みによって起きています。通常この守る仕組みは、筋肉に負荷がかかった時に、筋肉に瞬間的に力を入れることによって負荷から筋肉を守っています。ところが、ある条件が加わると、瞬間的に力が入るのではなく、継続的に力が入り続ける状態になってしまうのです。
私たちは、この筋肉の守る仕組みを解除して、筋肉を正常な柔らかさに戻しているのです。
他の病気の可能性も
坐骨神経痛は筋肉が硬くなることによって起きている可能性が高いことをお伝えしましたが、脊椎や脊髄の癌、骨盤内の癌も似たような症状を発症することがあります。まずは一度病院の診察を受けて、もし癌やその他の病気が原因ではなく、坐骨神経痛が痛みの原因だと言われたのでしたら、ぜひ一度私たちの施術を受けてみてください。
坐骨神経痛にオススメのミオンパシーコース

院長鮎川 120分
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